Patrick Gammon / When Can I See You

f:id:incrimina:20170308153120j:plain

フランス産のレアモダンソウルの1枚として好事家の間で有名な'EFFERVESCENCE'からの7"で
ジャジーかつ疾走感のある曲でフリーソウル好きには堪らない一曲。彼はあのIke & Tina Turnerのバックバンドでキーボードやシンセサイザーを演奏していた経歴があるみたい。その後死去する96年までに8枚のアルバムをリリースした模様。79年リリースの'Don't Touch Me'も中々の作品でオススメです。

Snoop Dogg / Bush

f:id:incrimina:20170306221456j:plain


BUSHはSnoop Doggの13枚目のアルバムで

プロデュースは大ヒットしたDaft Punkの"Get Lucky"や"Happy"でお馴染みのファレル ウィリアムス。ゲストヴォーカルにはチャーリーウィリアムスやスティーヴィーワンダーが参加とソウルファンも聴き逃し厳禁な一枚となっております。全曲最高なんですが、中でも"This City" "R U A Freak" "I Knew That"辺りがモダンブギー〜ファンク好きには堪らない曲ですね。HIP-HOPと言う括りでは収まりきらないブラックミュージックを愛する人全ての方にオススメな一枚。私自身Snoop Doggのイメージが変わった貴重な一枚でした。





Brian Auger's Oblivion Express / Beginning Again

f:id:incrimina:20170303175719j:plain


イギリス出身の鍵盤奏者ブライアンオーガーの

LP"Straight Ahead"からのカット曲でパーカッシブなリズムにブライアンオーガーのエレピが絡む風通しの良いクロスオーバージャズの良曲。フリップサイドのStraight Aheadはフリーソウルのコンピにも収録されたクールなジャズロックでこちらもオススメ。両曲ともAcid Jazzレアグルーヴムーヴメントがきっかけで再発掘された曲で、近年では'Beginning〜'がMadlibのMIXCDに収録されていました。

Chico Hamilton / Mysterious Maiden

f:id:incrimina:20170301232951j:plain

CrusadersのWayne HendersonのレーベルAt Home Productionから80年にリリースされたLP Nomadに収録されていた曲の中でも人気の一曲であのJoe Claussellがプレイしていた様で各方面から熱い眼差しを浴びている様です。
Chico Hamiltonは50年代から活躍しているドラマーでImpulseやあの名門Bluenoteからもリリースしております。囁くような女性のコーラスにメロウなギターが入ったスペイシーなフュージョンでまったりしたい時なんかに聴きたくなる一曲です。また前述のJoe ClaussellがEdit盤をリリースしていてそちらも廃盤ですがオススメです。


Prince / Chelsea Rodgers

f:id:incrimina:20170228050132j:plain


今更感はありますが追悼の意を込めてPrinceの一曲をご紹介。07年リリースのLPが今では入手困難なPlanet Earthからの一曲で、純粋なPrinceファンからは無視されそうな一曲ではありますが、我々レアグルーヴファンなどにはむしろ人気の曲でMuroさんのMIXCDにも収録されていましたね。ファンキーなディスコナンバーで私は殿下の曲は数枚程度しか耳を通していませんが、その曲の中では一番好きな楽曲となりました。この12"は滅茶苦茶レアで某オークションでは万越えで出品されていました。

CDであればすんなり手に入りますのでまずは
CDからでも聴いてみてくださいな。

殿下のご冥福を心からお祈り致します。
RIP Prince........