Patrick Gammon / When Can I See You

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フランス産のレアモダンソウルの1枚として好事家の間で有名な'EFFERVESCENCE'からの7"で
ジャジーかつ疾走感のある曲でフリーソウル好きには堪らない一曲。彼はあのIke & Tina Turnerのバックバンドでキーボードやシンセサイザーを演奏していた経歴があるみたい。その後死去する96年までに8枚のアルバムをリリースした模様。79年リリースの'Don't Touch Me'も中々の作品でオススメです。

Demo Cates / Memories Of Moments

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SAX奏者Demo Catesの81年リリースの同名アルバムからの7"。サックス奏者と言うことなんでクロスオーバー〜フュージョン風味の風通しの良いアーバンメロウなナンバー。

https://m.youtube.com/watch?v=XXmdfAggyho

Snoop Dogg / Bush

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BUSHはSnoop Doggの13枚目のアルバムで

プロデュースは大ヒットしたDaft Punkの"Get Lucky"や"Happy"でお馴染みのファレル ウィリアムス。ゲストヴォーカルにはチャーリーウィリアムスやスティーヴィーワンダーが参加とソウルファンも聴き逃し厳禁な一枚となっております。全曲最高なんですが、中でも"This City" "R U A Freak" "I Knew That"辺りがモダンブギー〜ファンク好きには堪らない曲ですね。HIP-HOPと言う括りでは収まりきらないブラックミュージックを愛する人全ての方にオススメな一枚。私自身Snoop Doggのイメージが変わった貴重な一枚でした。





Brian Auger's Oblivion Express / Beginning Again

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イギリス出身の鍵盤奏者ブライアンオーガーの

LP"Straight Ahead"からのカット曲でパーカッシブなリズムにブライアンオーガーのエレピが絡む風通しの良いクロスオーバージャズの良曲。フリップサイドのStraight Aheadはフリーソウルのコンピにも収録されたクールなジャズロックでこちらもオススメ。両曲ともAcid Jazzレアグルーヴムーヴメントがきっかけで再発掘された曲で、近年では'Beginning〜'がMadlibのMIXCDに収録されていました。

Chico Hamilton / Mysterious Maiden

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CrusadersのWayne HendersonのレーベルAt Home Productionから80年にリリースされたLP Nomadに収録されていた曲の中でも人気の一曲であのJoe Claussellがプレイしていた様で各方面から熱い眼差しを浴びている様です。
Chico Hamiltonは50年代から活躍しているドラマーでImpulseやあの名門Bluenoteからもリリースしております。囁くような女性のコーラスにメロウなギターが入ったスペイシーなフュージョンでまったりしたい時なんかに聴きたくなる一曲です。また前述のJoe ClaussellがEdit盤をリリースしていてそちらも廃盤ですがオススメです。